PYNTORI’s diary

マトハズシのイグノーベル

Currency

特別通貨法案

政治家の円取引を禁止する法案

 

M~ Sun0806- Riot

 

背景

度重なる政治家の汚職事件で国会が停滞し、世論の信頼を失っていた。そんな中、元アナウンサーの評論家が政治と金の問題を解決する策として『政治家にキャッシュを「持たせない・使わせない・触れさせない」の三原則』を提唱。地に落ちたイメージを払拭し信頼を回復させる名案として注目を浴びた。反論した議員はマスコミの餌食となり、その内容が様々なメディアで取り上げられたことでさらに浸透をしていった。国会前では数千人規模の提唱賛成派と警察が揉み合いとなり、多くの負傷者と死亡者を出した。一連の報道に対し無視をし続けていた政府だったが、この事件が決定的となり、もう自分の首を絞めなければ事態の収束と信頼回復は望めないと判断。政府が公約作成を率先し法案の早期成立を目指した

 

要綱

・提唱に基づき政治家の円の使用を禁止
・政治家の3親等までと関係者にも法案を適用
・政治家専用の代替通貨を『枚』とする

・枚は仮想通貨で専用のカードで決済できる
・使用履歴はリアルタイムでウェブ公開
・枚に両替できるのは政治家のみで円のみ
・チャージ額の上限はなし、相場は円と同じ

・議員報酬は全て枚で支給される
・関係者以外で枚を使用することはできない

 

理由
・国会の正常運営
・政治家の資質向上

 

行動
・選挙期間中は財務省管轄にて枚に両替が可能
・当選後の猶予期間に資産等を全て整理整頓
・民間の信販会社と提携し端末の共有
・親となる政治家以外には子カードを配布する
・子カードの枚数制限はない、1人一枚限り

 

結果
制定から1年後の衆議院選挙で、各地で不正が発覚。訴追される議員が相次ぐ。また政治家個人以外の履歴までも公開されたことでプライバシーの侵害、割り勘ができないから飲み会に参加できないなどの問題が発生。さらに締め付けたことで親しい友人等との間で裏金作りや癒着にも拍車がかかった。国会内では廃止派とアップデート派が入り乱れ更なる混乱を招く結果となったが、世論は法案自体に問題はないという姿勢は崩さなかった

 

感想
やはり無理がある気がする。政治家の周辺にいる官僚や有識者など、キャッシュの流れをどこで切るかが相当難しい。やれたとしてもシステムの構築などに時間と費用がかかりすぎる気もする。また立候補のハードルを上げてしまうことで世襲や親族だらけになってしまう可能性も、、却下

 

    

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